旅行後のかゆみ…それ、トコジラミかも!?医師が教える対処法とおすすめ市販薬

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はじめに

最近、海外旅行やホテル滞在中に トコジラミ(南京虫) に刺されるトラブルが増えています。寝ている間に刺され、朝起きたら 赤い湿疹とかゆみ に悩まされるケースも…。

「蚊じゃないのに異常にかゆい…」そんな経験はありませんか?

本記事では、

  • トコジラミに刺されたときの皮膚症状の特徴
  • 市販薬での対処方法
  • 病院に行くべきタイミング を医師の視点から詳しく解説します!

トコジラミとは?刺されたときの特徴的な症状

トコジラミは夜行性の昆虫で、人が寝ている間に吸血します。刺された場合の特徴は以下の通りです。

🦟 トコジラミの刺し跡の特徴ブツブツと並んだ湿疹 → 1匹が 複数回 刺すため、蚊のように「1か所だけ」ではなく 点々と並んで発疹 します。 ✅ 夜中に症状が悪化する → トコジラミは 夜行性 なので、夜にかゆみが強くなることが多い。 ✅ 主に腕・足・背中・腰周りに多い → 布団やマットレスに潜んでいるため、 露出している部位 を中心に刺されることが多い。 ✅ かゆみが強く、長引くことも → アレルギー反応が出ると、蚊よりも 強いかゆみ が長く続くことがあります。

「旅行中にこんな症状が出た!」という場合は、 トコジラミを疑ってみましょう


トコジラミに刺されたときの市販薬は?

トコジラミのかゆみや湿疹を抑えるには ステロイド外用薬(塗り薬) を使うのが最適です。

🔹 おすすめの市販薬:リンデロンVS軟膏 🔹

ステロイド配合で炎症を抑えるかゆみ・腫れをしっかり鎮める軟膏タイプなので刺激が少なく、傷口にも使いやすい

📌 注意点

  • 湿疹が広範囲に及ぶ場合は クリームタイプ(リンデロンVSクリーム)も選択肢ですが、 傷口には刺激が強い ため 軟膏タイプがベスト
  • ローションタイプ(リンデロンVSローション)は向かない → 刺激が強く、汗で流れやすいため、 トコジラミ対策には不向き

💡 塗り方のコツ

  1. 清潔な手で 適量(指の第一関節分) の軟膏を取る。
  2. 患部に 優しく塗り広げる
  3. 目安として ティッシュをのせても落ちない程度 の厚みで塗る。
  4. 1日2〜3回、症状が治まるまで続ける。

病院に行くべきケースは?

「市販薬で治るの?」と不安になる方もいると思いますが、 以下の症状がある場合は医療機関の受診をおすすめします

🏥 受診の目安

  • かゆみがひどく、夜も眠れない
  • 湿疹が広がり、ジュクジュクした液が出ている
  • 市販薬を使っても1週間以上治らない
  • 熱やリンパの腫れを伴う場合(細菌感染の可能性)

病院では、より強力なステロイド軟膏や抗ヒスタミン薬(飲み薬) が処方されることもあります。


トコジラミ予防のポイント

海外旅行やホテル宿泊時に トコジラミに刺されないための予防策 も重要です。

🛏 予防策チェックリストホテルのベッド周りをチェック! → マットレスの 縫い目や隙間 に黒い点(トコジラミのフン)がないか確認。 ✅ スーツケースは床に直接置かない! → トコジラミは布製品に隠れやすいので、 荷物台の上 に置く。 ✅ 帰宅後は服をすぐ洗う&乾燥機にかける → トコジラミは 高温(50℃以上) に弱いため、 乾燥機で駆除可能

もし 海外旅行 に行く予定があるなら、 事前に市販薬(リンデロンVS軟膏)を持っていくのもおすすめ です!


まとめ

トコジラミは夜行性で、ブツブツと並んだ湿疹が特徴。 ✔ かゆみや湿疹にはステロイド外用薬(リンデロンVS軟膏)が効果的。 ✔ 市販薬で対応できない場合は、医療機関で診察を受ける。 ✔ 予防策を徹底して、旅行中のトラブルを防ぐ!

「もしかしてトコジラミ!?」と思ったら、まずは 適切な対処法 で早めにケアをしましょう!

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